40代で自信がない自分へ|私が少し楽になった話

朝日に照らされた山並みと夜明けの空 キャリア戦略

「昔はもっと自信があった気がするのに、40代になってから、どうも自分に自信が持てない」。そんなふうに感じている方に、まず一つだけ伝えたいことがあります。それは、自信がなくなったのは、あなたが弱くなったからではないということです。

私は愛知県で営業を約22年やって、40代で独立し、今はフリーランスの採用コンサルタントをしています。えらそうに書いていますが、独立して1年、受注はまだ1件。何百回と心が折れて、今も朝はしんどい日があります。だから「自信がない」という言葉の重さは、正直よくわかるつもりです。この記事では、40代で自信が持てなくなる原因と、私自身が少しだけ心が軽くなった考え方を、飾らずに書いていきます。

40代で自信がないのは、あなただけではない

20代や30代の頃は、根拠のない自信のようなものがありました。失敗しても「まだ取り返せる」と思えたし、体力も気力もあった。ところが40代に入ると、その感覚が少しずつ薄れていきます。役職や年収で同世代との差がはっきり見えてくる。若い人のほうが仕事ができるように見える。家では頼られる立場なのに、自分の中身はスカスカな気がしてくる。

私も、前の会社で12月の人事の話を聞いたとき、はっきりと「ああ、自分はここまでか」と思い知らされた夜がありました。自分なりに必死でやってきたつもりだったのに、評価という形では返ってこない。あの感覚は、自信という土台にヒビが入る音そのものでした。

自信がないと感じるのは、あなたが真面目に自分と向き合っている証拠でもあります。どうでもいい人は、そもそも悩みません。まずはそこを、責めずに認めてあげてほしいのです。

40代で自信が持てなくなる3つの原因

原因1:他人と比べる材料が増えすぎる

40代になると、比べる材料が一気に増えます。同期の出世、SNSに流れてくる誰かの成功、子どもの学費、住宅ローン、老後資金。上を見ればきりがなく、下を見ても安心できない。この「比べる情報の多さ」が、自信をじわじわ削っていきます。

私自身、他人の目や評価を気にして生きてきた時間がとても長い人間でした。他人軸で動いていると、どれだけ頑張っても「まだ足りない」で終わってしまう。ここを少しずつ手放せたことが、私にとっては一番大きな変化でした。同じように人の目に疲れている方は、40代 他人軸で疲れた人へ|自分軸に変わった話も読んでみてください。

原因2:成果を「結果」だけで測ってしまう

自信を失いやすい人ほど、自分を「結果」だけで採点しがちです。数字が出た、昇進した、収入が上がった。そういう分かりやすい結果がないと、自分には価値がないと感じてしまう。

でも一般的に、結果というのは自分だけでコントロールできないものです。景気も、相手も、タイミングも絡む。そこだけを物差しにしていると、自信は運任せの不安定なものになってしまいます。私も独立してから、結果が出ない時期に何度も自分を責めました。結果が出ていない時間は、あなたの価値が低い時間ではありません。

原因3:「認められたい」が満たされないまま歳を重ねる

これは私の話ですが、子どもの頃、運動も勉強も苦手で、うまくいかない経験が多い子でした。その分「誰かに認められたい」という気持ちが人一倍強く育ったように思います。この承認欲求が満たされないまま40代になると、「これだけやってきたのに、誰も認めてくれない」という寂しさが、自信のなさに変わっていきます。

承認欲求そのものは悪者ではありません。ただ、その正体を知っておくと、ずいぶん楽になります。気になる方は承認欲求が強い40代|子供時代からの正体もあわせてどうぞ。

40代で自信がない自分と、どう向き合うか

ここからは、私が少しだけ心が軽くなった考え方を紹介します。特別なことではありません。ただ、これを知っているかどうかで、40代からの毎日はけっこう変わると感じています。

自信は「勝ったこと」ではなく「続けたこと」から生まれる

私は営業1年目、2年目はまったく結果が出ませんでした。上司に怒られ、夜も眠れない日が続いた。それでも辞めなかったのは、正直に言えば、ただの意地です。それでも3年目あたりから少しずつ数字がついてきて、時間をかけて信頼を積み上げられた。あのとき身についたのは「うまくやれる自信」ではなく、「うまくいかなくても続けられる自分」への信頼でした。

振り返ると、営業で客先の社長から相談を受け、売上目標から必要な人数を逆算するような、少し踏み込んだ仕事ができるようになったのも、あの続けた時間があったからです。派手な成功体験ではありません。ただ、逃げずに続けた事実だけは、誰にも奪えない自分の財産になりました。

本当の自信は、勝った回数ではなく、折れても立ち上がった回数で育っていきます。だから、今うまくいっていない人ほど、実は自信の土台を作っている最中だとも言えるのです。

比べる相手を「昨日の自分」に変えてみる

他人と比べるのをいきなりやめるのは難しい。でも、比べる相手を「昨日の自分」に少し寄せるだけで、景色は変わります。昨日より一つ何かを知った、昨日より少し早く動けた。その小さな差分だけを見る。

私は40代からプログラミングもできない未経験の状態でAIの勉強を始めましたが、これも「昨日より一歩」でなんとか続いています。時間がかかる自分を責めず、進んだ分だけを数える。地味ですが、これが一番効きました。

一人で抱えず、同じ方向を向いた人の中に身を置く

自信がないときほど、人は一人でこもりがちです。私も長くそうでした。ただ、お金や働き方を学び直そうと、両学長のYouTubeやリベシティのようなオンラインの学びの場に身を置くようになってから、「頑張っているのは自分だけじゃない」と思えるようになりました。すごい人と比べるためではなく、同じ方向を向いた人の空気に触れるためです。

環境の力は、気合いよりずっと大きいです。自信のなさを根性で埋めようとせず、続けやすい場所を選ぶ。それも立派な対策です。

今日からできる、自信を取り戻す小さな一歩

最後に、気合いのいらない、今日から試せることを挙げておきます。

  • 寝る前に、今日できたことを一つだけ書き出す(どんなに小さくてもいい)
  • 「すごい人」ではなく「昨日の自分」と比べる癖をつける
  • 結果が出ない時期を「土台を作っている時間」と言い換える
  • 一人で抱えず、同じ方向を向いた人がいる場所に身を置く

どれも一晩で自信が湧く魔法ではありません。でも、こういう小さな積み重ねこそが、40代からの自信を静かに立て直してくれます。要領よくやれなくても大丈夫です。時間がかかる自分を認めながら続ける話は、40代で要領が悪いと悩む人へ|私が続けられた理由にも書いていますので、よければ読んでみてください。

まとめ:自信がない40代は、終わりではなく途中

40代で自信がないと感じるのは、あなたが真剣に生きてきたからこそです。原因は、比べる材料が増えたこと、成果を結果だけで測ってしまうこと、認められたい気持ちが満たされないままきたこと。どれも、あなたの人間性の問題ではありません。

私も、今なお稼げず、朝がしんどい日があります。それでも、他人軸から少しずつ抜け出せてきたことだけは、独立して得られた確かな変化です。自信がない今は、終わりではなく、まだ途中です。昨日の自分より半歩でいい。そこから、ゆっくり立て直していきましょう。

毎日の気づきはnote(https://note.com/charm_phlox2885)とInstagram(https://www.instagram.com/otto_3988/)でも発信しています。

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