フリーランス資金繰りが苦しい時の対処法|先払いサービス比較

朝日に照らされる橋 フリーランス転職

※本記事はプロモーションを含みます

月末が近づくたびに通帳の残高を確認して、ため息をつく。請求書は出したのに、入金はまだ先。それなのに税金や保険料の支払いだけは、きっちりやってくる。フリーランスなら、一度はこの「お金が回らない感覚」を経験したことがあるのではないでしょうか。

私は営業を22年続けたあと、40代で独立して採用コンサルタントをしています。独立して1年あまり、受注はまだ1件。正直に言うと、お金の不安で朝がしんどい日は今もあります。だからこの記事は、偉そうに「こうすれば解決します」と言うためのものではありません。同じように資金繰りに悩む立場から、調べてわかったことと、私が実際にやって効果があった家計の改善を、できるだけ正直に整理したものです。

資金繰りが苦しいのは、あなたの実力不足ではありません

まず最初にお伝えしたいのは、フリーランスの資金繰りが苦しくなるのは、決して珍しいことではないということです。会計ソフトのfreeeが行った調査では、年末年始の資金繰りに悩んだ経験のあるフリーランスは6割近くにのぼり、近年の物価高で事業や生活に影響があった人は86%というデータもあります。

つまり資金繰りの悩みは、あなたの能力の問題というより、「収入が不安定で、入金が遅く、支払いは待ってくれない」というフリーランスという働き方の構造から来ている部分が大きいのです。構造の問題は、構造で対処できます。

苦しいのは構造のせい。まず自分を責めるのをやめることが、対処の第一歩です。

フリーランスの資金繰りが苦しくなる3つの原因

原因①:支払いサイトが長い(働いた月とお金が入る月がズレる)

仕事を納品してから入金まで、1〜2ヶ月空くのはフリーランスの世界では普通です。会社員なら毎月25日に給料が振り込まれていたのに、独立すると「今月働いた分は再来月」ということが当たり前に起きます。このズレの感覚は、私も独立してから身をもって知りました。入金待ちの不安についてはフリーランスの入金が遅いと不安なとき|私が調べた対処法でも詳しく書いています。

原因②:税金・社会保険料の支払いが集中する

所得税、住民税、国民健康保険、国民年金。フリーランスの支払いは特定の月に集中しがちです。私自身、独立して国民健康保険の金額を見たときは本当に驚きました。そのときの話はフリーランス独立で国民健康保険が高いと知った話に書いています。「忘れた頃にやってくる大きな支払い」こそが、資金繰りを崩す一番の伏兵です。

原因③:収入に波がある

毎月同じ金額が入ってくる保証は、どこにもありません。私は独立して最初の半年、自分が何をしているのかも分からない状態で、9ヶ月目にようやく点が線になり始めました。それでも収入の見通しは、いまだに安定とは言えません。収入の波は「あるもの」として、波を前提にした備え方を考える必要があります。

資金繰りが苦しい時の対処法4つ

対処法①:固定費を見直して、出ていくお金を減らす

これは私が実際にやって、一番効果があった方法です。リベ大(両学長のYouTube)で学びながら、通信費・保険・サブスクなどの固定費を一つずつ見直したところ、わが家の家計は年間およそ100万円改善しました。売上を増やすには時間がかかりますが、固定費の削減は今日から手をつけられて、効果がずっと続きます。資金繰りが苦しいときこそ、まず「入り」ではなく「出」からです。

売上より先に、出ていくお金に手をつける。ここだけは断言できます。

対処法②:請求書の先払いサービスで入金を早める

固定費を削っても、どうしても今月の現金が足りない。そんなときの選択肢の一つが「請求書先払いサービス(ファクタリング)」です。取引先に出した請求書を買い取ってもらい、本来の入金日より早く現金を受け取る仕組みです。

先にお伝えしておくと、私自身はまだ利用したことがありません。ここでは、いざという時のために調べて比較した情報として紹介します。

labol(ラボル)は、手数料が買取額の10%一律で分かりやすいのが特徴です。1万円の請求書から利用でき、最短60分での入金に対応。東証プライム上場企業の子会社が運営しています。必要書類も本人確認書類・請求書・取引のエビデンス程度と少なく、急ぎの少額資金に向いたサービスです。

FREENANCE(フリーナンス)は、手数料が3〜10%で、利用実績に応じて下がっていく仕組みです。さらに無料登録するだけで、仕事上の事故やトラブルを補償する保険が付帯するのが大きな特徴で、「お守り」として登録しておくフリーランスも多いようです。

ただし注意点があります。先払いの手数料は、本来もらえるはずの利益を先に削る行為です。毎月使うと資金繰りはむしろ悪化します。あくまで一時的なつなぎとして考えてください。また、手数料や条件は変わることがあるので、利用前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

先払いサービスは「橋」であって「家」ではない。渡るためのもので、住むものではありません。

対処法③:公的な減免・猶予制度を知っておく

意外と知られていませんが、国民健康保険や国民年金には、収入が下がったときの減免・猶予制度があります。市区町村の窓口に相談すれば、状況に応じた案内を受けられます。税金も、税務署に相談すれば分割納付が認められる場合があります。一番もったいないのは、「知らなかった」ために延滞金まで払うことです。苦しくなってからではなく、元気なうちに窓口と制度を知っておきましょう。

対処法④:小さな収入の柱を増やす

本業の受注を待つだけでなく、自分のスキルを小さく売るという方法もあります。たとえばココナラのようなスキルマーケットには、資料作成や業務相談など、長年の営業経験や実務経験を活かせる出品が数多くあります。こちらも私はまだ出品していない立場なので、情報としての紹介にとどめますが、月数千円でも「待つ以外の手段がある」という感覚は、心の支えになるはずです。

今日からできる3つのアクション

ここまでの内容を、今日からできる形に落とし込むと次の3つです。

1つ目は、固定費をすべて書き出すこと。通信費・保険・サブスクを紙に並べるだけで、削れるものが見えてきます。2つ目は、支払いの年間カレンダーを作ること。税金・保険料がいつ、いくら来るのかを見える化するだけで、「突然の出費」が「予定された出費」に変わります。3つ目は、つなぎの選択肢をブックマークしておくこと。先払いサービスや減免制度は、苦しくなってから調べるのと、事前に知っておくのとでは、心の余裕がまったく違います。

独立前後にやっておきたいお金の備え全般については、フリーランスになる前のお金の準備にまとめていますので、あわせて読んでみてください。

まとめ:お金の不安は「仕組み」で小さくできる

フリーランスの資金繰りが苦しくなる原因は、支払いサイトの長さ・税金の集中・収入の波という構造にあります。対処法は、固定費の削減、先払いサービスというつなぎの選択肢、公的制度の活用、小さな収入の柱。どれも特別な才能はいりません。

私自身、独立してから何百回も心が折れかけながら、それでもフリーランスを続けています。お金の不安が完全に消えることはありません。でも、仕組みを一つ知るたびに、不安が少しずつ軽くなっていくのも本当です。焦らなくて大丈夫です。今日できる一つから、始めていきましょう。

不安は消すものではなく、小さくしていくもの。

毎日の気づきはnoteInstagramでも発信しています。

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