
はじめまして。
このブログでは、40代で会社員を辞め、フリーランスという道を選んでいく私の話と、そんな僕と暮らしている家族との日々について、少しずつ綴っていこうと思います。
私は今タイトル通り40代であと1ヶ月で会社を辞めてフリーランスになります。
もう会社には退職届も出してあります。引き継ぎも始まって、送別の言葉も少しずつもらうようになってきました。
でも――正直なところ、胸の中にあるのはワクワクよりも、不安と重圧のほうが圧倒的に大きいです。
始めからの経緯を書きました、今まさに「このままでいいのか?」と悩んでいる誰かの背中を、少しでも押すことができたら嬉しいです。
目次
5.最後に:失敗しながら迷いながら進んでいこうと決める。
「このままでいいのか?」と思い始めた40代
私は40代。妻が一人、子供三人の5人家族であり、家のローンもある、ごく普通の会社員です。
でもここ数年、「このままで本当にいいのか?」という気持ちが頭を離れませんでした。
朝起きて、会社に行って、気を遣いながら働いて、帰る頃には妻と子どもは寝ているか、 早く帰っても私以外で出かけているか。 でもほとんどの人はこのような生活をおくっているのだと、自分に言い聞かせていました。
ふとした瞬間に、自分の人生の主導権が「他人や会社」にあるような気がして、
少しずつ「自分の人生を取り戻したい」という思いが強くなっていったんです。
子どもたちと過ごす時間を増やしたい。
もっと自分の力で仕事をしてみたい。
自由な働き方がしたい。
このような思いがでてきたら、止まりませんでした。
妻との話し合いと、現実的な条件
「フリーランスになりたい」と伝えた時、妻は即答で反対しました。
正直、当然です。収入が安定しなくなる、生活が変わる、リスクが大きい――。
何度も何度も話し合いを重ねた末、妻が出した条件はこうでした:
- 1年で結果が出なければ会社員に戻る
- 準備した資金100万円を使い切ったら終了(家計からの借入金です)
すごく現実的で、合理的。
だけど、プレッシャーとしてはかなり重たい条件でした。
たぶん、同じようにパートナーがいる人なら、この「家族の説得」が一番の壁じゃないでしょうか。
夢や理想は語れても、現実はシビアです。 でもその通りですよね、現実は甘くないと思いますし、それでも妻がこの条件で納得??してくれたのは嬉しかったですし、妻に感謝もしています。
不安9割、期待1割。退職前のリアルな心境
今、退職まであと1ヶ月。
会社の残務整理や引き継ぎをしながらも、心の中では不安ばかりが膨らんでいます。
- 本当に自分に仕事が取れるのか?
- 妻の「あと〇ヶ月だね」という言葉に耐えられるか?
- 子どもたちに、背中で「間違ったこと」を見せることにならないか?
希望がゼロなわけじゃありません。
でもそれは、今のところ“1割程度のかすかな灯り”です。
もしかしたら、今これを読んでいる方も同じような状況かもしれません。
「辞めたいけど、家族が心配」「自由が欲しいけど、収入がなくなるの怖い」。
その気持ち、痛いほどわかります。
同じ悩みを抱えている人に伝えたい3つのこと
僕はまだ成功者でもなければ、経験豊富な独立者でもありません。
でも今の段階で、「同じように悩んでいる人」に伝えられることがあります。
① 家族の理解は、“未来”ではなく“プロセス”で得る
完璧に納得してもらうのはとても難しい。
むしろ、話し合いのプロセスで“どれだけ誠実に向き合ったか”が後々効いていました。
うちの妻も、納得したというより「まぁ、そこまで言うなら納得は出来ないけど仕方ないか…」 という感じでした。
それでも、そこに至るまでに自分がどれだけ本気だったかは、きっと伝わってると思います。
② 不安は消えない。でも、見ないふりすると不安が膨らむ
不安はあって当然です、私は本当に不安だらけ。
でも、「とにかく行動だ!」はいいと思いますが、間違った方向に走り出さないために。
不安は書き出す・話す・数字で見るなど、見える形にすると少し落ち着きました。
私は「毎月の最低必要生活費」と「案件がゼロの月の最悪パターン」をノートに書きました。
見えると、心のザワザワが余計に増えましたが、見えないよりはいいかと、自分に言い聞かせました。
③ 「成功すれば万事解決」ではいかない。今の“もがいてる姿”にも未来がある
正直、私も「どうせ成功してからじゃないと誰も読んでくれないよな」と思ってました。
でも、ふと思ったんです。
「じゃあ自分が探して、読んで救われたのは、どんな記事だった?」
それって、「うまくいってます!」っていうキラキラした人じゃなくて、
「まだ不安だらけだけど、こうやって準備してる」
「自信ないけど、今日これをやってみた」
そういう“今この瞬間を頑張ってる人”の言葉でした。
私のように「これから踏み出そうとしてる人」に一番共感でき、“同じ場所に立っている人”の声なんだなと思いました。まだ何者でもない私だからこそ、
“今の等身大の気持ち”を記録しておくことに意味があると思えたんです。
発信は、他人のためじゃなくていい。
自分の不安や迷いを整理するために書いてもいい。
それが、誰かに届くかもしれない。
今、こんなにも怖くて、不安で、正直泣きそうになるような夜もありますが、
その気持ちを隠さずに記録すること自体に、価値があるんじゃないかと思っています。
最後に:失敗しながら迷いながら、進んでいこうと決める
今、僕の心は不安でいっぱいです。
期待よりも、不安とプレッシャーのほうが強いです。
それでも、一歩を踏み出した自分を信じてみたい。
そしてこのブログを通じて、同じように悩みながらも前に進もうとしている誰かの、
小さな支えになれたらと思っています。
「自分のため」「家族のため」だけじゃなく、
“同じ場所で悩んでいる人たち”のためにも、正直な記録を続けていきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は、退職までにやっている準備(スキル・営業・家計の見直し)等について書く予定です。
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